松井証券のiDeCo(イデコ)とは?始めるメリットやデメリットを徹底解説

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老後の資産形成の手段の一つとして、iDeCo(イデコ)に注目が集まっています。

iDeCoの口座開設は1人1口座と決まっているので、総合証券口座よりも慎重に選ぶ必要があります。

そこで今回はiDeCo口座を老舗の松井証券で開設するメリットやデメリットを解説していきます。

 

 

iDeCoを活用するメリットとは?

iDeCoは自由に加入可能な年金制度で、拠出した掛金を自分で運用方法を選んで運用でき、掛金と運用益の合計は60歳以降に一時金か年金として受給できるようになります。

iDeCoのメリットは、

  • 掛金が全額所得控除になる
  • 運用益が非課税になる
  • 受給時に所得控除が適用される

この3点が挙げられます。

iDeCo口座を開設するには、証券会社や銀行などの金融機関でできますが、口座は1人1つしか持てないのでしっかり精査してから開設をしましょう。

 

 

松井証券のiDeCoを開設するメリット

松井証券でiDeCoを開設するメリットを解説していきます。

 

業界最多のラインナップで選択肢が多数

松井証券のiDeCo対象商品は他の大手ネット証券で最小の12本でしたが、2020年から40本へと拡充しています。

これは大手ネット証券であるSBI証券や楽天証券を上回っています。
投資初心者は、最安値水準の商品12本から選び、投資に慣れてきたら別の投資信託の購入を検討していきましょう。

 

運用管理手数料は0円

iDeCoの手数料は、公的機関などに支払うものと利用している金融機関に支払う2つがあります。

公的機関に支払うものは、国民年金基金連合会や信託銀行に支払う手数料となっているので、金額は一律となっています。

利用している金融機関に支払うものは金融機関により金額が違って、対面証券では有料の割合が多くなります。

ですが、ネット証券においては、利用する金融機関に支払う運営管理手数料は無料となっています。

運営管理手数料が0円なので、運用コストを抑えることができるというメリットがあります。

 

専用相談ダイヤルなどで充実サポートがある

松井証券の顧客サポートは充実しており、サポートセンター応答状況では、前月の電話応答時間の実績を公表しており、顧客の待ち時間を減らすことを重視しています。

松井証券の顧客サポートの専用ダイヤル「iDeCoサポート」で、電話も繋がりやすく投資初心者でも安心して相談ができます。

サポートはもちろん電話だけではなく、メールやチャットでも相談ができ、商品の勧誘などはなく相談のみの話になるので安心してください。

 

 

松井証券のiDeCoを開設するデメリット

松井証券でiDeCoを開設するデメリットを解説していきます。

 

iDeCo口座移換に手数料が必要

松井証券のiDeCoから他の金融機関に移換するには、移換時手数料といsて4,400円(税込)の負担が必要になります。

SBI証券や楽天証券も同額の移換時手数料を必要としますが、野村証券のみ手数料が無料となります。

移換時手数料で証券会社を見ることは選択肢のうちの一つなので、長期で運用を考えているのであれば、商品の手数料にあたる信託報酬を含めて考えることが重要です。

 

電話サポートは平日のみ

松井証券のサポートは、評価が高いため投資初心者にオススメなのですが、電話サポート対応は土日の対応はなく、受付時間も8:30〜17:00までとなっています。

ただし、時間外や土日はチャットやメールでの受付はしていますが、チャットは満足する回答がない場合もあり、メールは返信まで時間がかかるなどの欠点があります。

 

 

iDeCoの取扱商品一覧

取扱当初の12本はどのような商品だったのかを確認し、今後の商品選びの参考にしてください。

資産クラス ファンド名 運用タイプ 管理費用(税込
バランス型 eMAXIS Slim バランス
(8資産均等型)
インデックス型 0.154%
国内株式 One DC 国内株式
インデックスファンド
インデックス型 0.154%
国内外株式 ひふみ年金 アクティブ型 0.836%
国内債券 三菱UFJ 国内債券
インデックスファンド
(確定拠出年金)
インデックス型 0.132%
国内REIT たわらノーロード
国内リート
インデックス型 0.275%
海外株式 eMAXIS Slim
先進国株式インデックス
インデックス型 0.10230%
海外株式 eMAXIS Slim
新興国株式インデックス
インデックス型 0.2079%
海外債券 eMAXIS Slim
先進国債券インデックス
インデックス型 0.154%
海外債券 三菱UFJ DC新興国債券
インデックスファンド
インデックス型 0.374%
海外REIT たわらノーロード
先進国リート
インデックス型 0.297%
コモディティ ゴールド・ファンド
(為替ヘッジなし)
アクティブ型 0.407%
元本確保型 みずほDC定期預金1年定期 該当なし 管理費用なし

 

eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)

eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)は、8つの資産に12.5%ずつ投資するファンドとなっています。

8つの資産とは、国内・先進国・新興国の株式と債券の6資産に国内・先進国REITの2資産を加えたものとなります。

多くの資産にバランスよく分散投資したい人にオススメした商品になります。

 

One DC 国内株式インデックスファンド

One DC 国内株式インデックスファンドは、TOPIXを構成する国内株式へ投資するファンドで、東証一部上場の全銘柄が対象となっています。

長期投資にも適しています。

 

ひふみ年金

ひふみ年金は、市場価格が割安であろうと考えらる株式投資するアクティブ・ファンドとなっています。

国内株式と海外株式を資産に組み込まれ、基準価額は多くの期間でTOPIXを上回る成績を残しています。

 

三菱UFJ 国内債券インデックスファンド(確定拠出年金)

三菱UFJ 国内債券インデックスファンド(確定拠出年金)は、国内で発行される債券に投資されるファンドで、国債や会社が発行する社債があります。

 

たわらノーロード国内リート

たわらノーロード国内リートは、東証REIT指数に連動する投資成果を目指しているファンドで、オフィスビル、商業施設、住宅などへの実質的な投資となります。

不動産は株式市場以外に金利や自然災害などの値動きにも影響を与えます。

 

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス

eMAXIS Slim 先進国株式インデックスは、米国を主に日本を除く先進国の株式に投資するファンドで、株価指数も上昇しています。

 

eMAXIS Slim 新興国株式インデックス

eMAXIS Slim 新興国株式インデックスは、中国や台湾、韓国、インドのような新興国株式に投資するファンドです。

資産クラスごとにリスクとリターンは、先進国株式と比較しても若干高めとなっています。

 

eMAXIS Slim 先進国債券インデックス

eMAXIS Slim 先進国債券インデックスは、米国を主にしてフランスやイタリアなどの欧州各国やオーストラリア、カナダなどの先進国の債券投資ファンドです。

 

三菱UFJ DC新興国債券インデックスファンド

三菱UFJ DC新興国債券インデックスファンドは、ブラジルやインドネシアなどの新興国に債券に投資するファンドで、信託報酬は先進国債券のファンドに比べて高くなっています。

 

たわらノーロード先進国リート

たわらノーロード先進国リートは、米国を中心に日本を除く先進国の不動産投資をするファンドで、物流施設、商業施設、賃貸住宅、オフィス、医療施設などがあります。

 

ゴールド・ファンド(為替ヘッジなし)

ゴールド・ファンド(為替ヘッジなし)は、安全資産として投資されているゴールドに投資するファンドです。

ゴールドを含んでいる分散投資は様々なリスクを軽減できます。

 

みずほDC定期預金1年定期

みずほDC定期預金1年定期は、元本割れのリスクがない商品で、満期1年時点の金利を利息として元本に組み入れて自動継続されます。

 

 

まとめ

松井証券は、待ち時間の少ない電話サポートやラインナップが業界最多水準の40本に拡充されています。

投資初心者は、上記の最初の初心者向けの12本から始め、様々な商品を検討して段階を踏んでいくことをオススメします。

 

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