証券会社を決め、株式銘柄を選び、株を買うタイミングを覚えたら、次は株を売るタイミングを覚え利益を出さないといけません。
株では買うときよりも売るタイミングが難しいと言われており、そこで今回は、株を売るタイミングについて解説して行きます。
株価が上がったタイミングが重要
株を売るタイミングで一番有名なタイミングは、株価が買値よりも上がったタイミングで売るということです。
株を購入した際よりも高くなっているのであれば、そのタイミングで株を売ることができれば利益が出るということです。
言葉にすると簡単な話ではありますが、注意点として、株の売買手数料を考慮しなければなりません。
株の売買には、買うときと売るときには売買手数料が発生します。
この売買手数料は、証券会社や口座の種類によって違ってくるので、利用している証券口座ではいくらの手数料が発生するのかを確認することを忘れないようにしましょう。
売買手数料も考えて、それでも利益が出たタイミングであれば、売るタイミングと言えます。
自分の考えている株価になったタイミング
株式投資においては、欲が出まくってしまう人が多い傾向にあるため、株価が上がっているときには「まだまだ上がると思いこむ」傾向があり、売るタイミングを逃す人がいます。
このようなことになってしまうと、せっかく出た利益が「気がついたらマイナス」になっていることも普通に発生します。
そうならないためにも、自分で株式を売却するときの株価を決めておくことが重要となります。
それは、「〇〇円になったら売る」ということを決めておくことです。
そのときに結果として、株価が売却時よりも高くなることもあるのですが、諦めることができる気持ちを持っておくことも大切です。
利益確定日や決算期を過ぎたタイミング
株主優待や配当金を狙って購入しているのであれば、権利確定日を過ぎたのを確認して売ると良いでしょう。
もし決算期を過ぎた場合であっても、実績によっては株価が上がることもあるので、そのタイミングを狙って売るといこともできます。
注意しなければいけないこととして、いくら株主優待や配当金が目的であっても、大きく株価が下がっている場合では、そのまま保有し続けるという選択をすることもあります。
株価の変動や権利確定日をしっかり確認しておくことで、株の売買をすることを覚えておかないといけません。
まとめ
株を売るときの注意点として、株を売るときに必要な売買手数料をしっかりと確認することが大切です。
特に初心者の内は売買手数料の確認を忘れて、株価の確認のみを行い手数料の分だけ損をしたと勘違いするケースがあります。
この売買手数料は、証券会社や口座の種類だけではなく、取引回数や取引価格によっても違いがあるため、しっかりと確認しておきましょう。
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