松井証券の『投信工房』の評判は?始め方やメリットやデメリットを徹底紹介

※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。

投資信託

松井証券が提供しているロボアドバイザー「投信工房」は、投資一任サービスのようなものではなく、低コストで投資のサポートやアドバイスをしてくれるものです。

そこで今回は、松井証券の投信工房の評判にメリット・デメリットなどを解説していきます。

 

 

 

投信工房とは?

サービス名 投信工房
URL https://www.matsui.co.jp
運営会社名 松井証券株式会社
本社所在地 東京都千代田区麹町一丁目4番地
設立 1931年(創業1918年)
代表取締役 松井 道夫
資本金 119億4500万円(2021年3月31日現在)
社員数 154名(2021年3月31日現在)
上場有無 東証プライム上場
ポートフォリオ診断 0円(無料)
運用手数料 平均0.32%(2021年8月12日時点、税込)
最低投資金額 100円
積立頻度 毎月・毎週・毎日から選択可
出金までの期間 依頼日より最短3営業日後
特定口座(源泉徴収あり) 選択可能
運用方針 リスク許容度に応じたポートフォリオを提案、開始後もプラン見直しの提案と自動リバランス
運用パターン リスク許容度別に5通り
リスク許容度別の期待リターン(円建て) 【リスク許容度1】分散投資(安定型) 期待リターン+3.4%
【リスク許容度2】分散投資(やや安定型) 期待リターン+4.4%
【リスク許容度3】分散投資(バランス型) 期待リターン+5.3%
【リスク許容度4】分散投資(やや積極型) 期待リターン+6.1%
【リスク許容度5】分散投資(積極型) 期待リターン+7.0%
投資対象 投資信託(国内株式、先進国株式、新興国株式、国内債券、先進国債券、新興国債券、海外リート、コモディティ)
リバランスの頻度 あらかじめ好きな日にちを設定しておくと、設定した日に自動でポートフォリオのリバランスが行われる
※リバランスとは、相場の価格変動に応じて投資信託もしくは保有銘柄の保有割合を再調整すること

最新情報に関しては松井証券のウェブサイトから確認お願いいたします。

松井証券の投信工房は、Web上での簡単な質問に答えるのみで投資家のリスク許容度等を診断し、その結果に応じるように投資信託の組み合わせ(ポートフォリオ)の推奨から運用のメンテナンスに関する提案をします。

投資を始めたばかりで投資の知識や経験などがない人でも、資産運用のサポートをしてくれ、手間なく運用できるようにしてくれるアドバイス型のロボアドバイザーサービスです。

さらに初心者にも優しく『最低投資額が100円』と投資にかけるコストも低く、少額資金で分散投資もできます。

 

 

投信工房のメリットとは?

松井証券の投資工房のメリットについて解説していきます。

 

投資家に合わせたポートフォリオの提案

松井証券の投資工房において、最初にリスク診断としていくつかの質問があり答える必要があります。

例えば、

  • ある程度のリスクをとってリターンを重視するか
  • バランス重視にするか

このようなリスク許容度を診断し、診断結果に基づいて、それぞれの投資家に適した投資方針やポートフォリオを提案してくれます。

診断結果によって株式や債券、資産の比率などに合わせた具体的な投資信託などの商品が提案されるため、投資家が対象を選ぶ必要はありません。

また推計になりますが、提案されたポートフォリオでの運用シミュレーションや、積立をした場合の資産額を確認できるのですが、運用結果を保証されるわけではないので注意ください。

投信工房を使うことによって、投資にかかる知識や運用の手間を大きく軽減してくれます。

 

100円から積立投資ができる

積立金額を最低でも月1万円からと設定しているサービスが多い中、投信工房においては100円からの積立ができます。

自動で定期的に購入してくれる「投信積立」を利用することで、購入時に特に悩むこともなく分散投資をすることもできます。

積立のベースについては、

  • 毎日
  • 毎週
  • 毎月

このように自由に設定できるので、個人の収入状況に合わせた積立投資ができます。

無料診断もあり、積立シミュレーションのサービスもあるんど絵、毎月の積立と目標金額など具体的に確認することが可能です。

 

運用コストは平均0.37%

投信工房の利用料に購入手数料は無料で、信託報酬等の費用も低いので。年間コストでは平均0.37 %(2023年4月20日時点、税込)の運用ができます。

運用を投資のプロに任せるファンドラップサービスは、投資の手間はかからないのですが、年間平均コストは2.2 %と必要で、投資一任型のロボアドバイザーでも年間1 %以上のコストがかかることも多いです。

投信工房のサービスでは、投資対象を購入時の手数料が必要ないノーロード型投信にしています。

内容もポートフォリオの構築やリバランスの提案などのサポートなどまでで、運用や管理の判断は投資家が行う「アドバイス型」となっているので、コスト削減ができているのです。

 

リバランス機能が充実

投資目標を達成するためには、様々な経済状況などに適切に対応していかないといけません。

そのため、ポートフォリオの比率が意図もしていないのに、大きく変化することもあるので適宜元に戻す「リバランス」が必須となります。

投信工房では、このリバランスに関する機能が以下のようになっています。

 

リバランス積立

投資信託を一定額で購入していく積立投資において、価格変動によって資産比率がどうしても崩れることがあるので、リバランスを適切に行うことはなかなか骨がれます。

投信工房の「リバランス積立」機能を使うことにより、投資信託を積立てする時に目標にしているポートフォリオ比率に近づくように最適な配分で積立をしてくれます。

価格変動があっても対象銘柄と金額をロボアドバイザーが自動で計算して積立てくれ、手動でリバランスするようなことはありません。

 

自動リバランス機能

事前に任意の日を設定し、ポートフォリオのリバランスの実行を予約する機能になります。

設定した日になるとリバランスが自動で実施されるので、例え忙しい人でも負担を減らして運用することが可能となります。

 

一括リバランス

操作画面にある「リバランスする」を選択するだけで、

  • どの銘柄を解約するか
  • どの銘柄をいくら購入するのか

このような点を瞬時に計算してくれ、投資家はその結果だけを確認し、注文するだけと、かなり簡単に完了します。

ポートフォリオ比率が目標と大幅に離れてしまったことを確認するときなど、一括で修正できる機能なので便利です。

 

 

投信工房のデメリットとは?

松井証券の投資工房のデメリットについて解説していきます。

 

投資の判断に商品購入は投資家自身で行う

ロボアドバイザーの種類には、

  • アドバイス型:ポートフォリオの提案・助言にとどまる
  • 投資一任型:ポートフォリオ内の組み換え、リバランスなどを自動で行う

2つのタイプがあります。

投資一任型は運用面においても自動化できるのですが、投信工房にあるアドバイス型では助言などはあるものの、投資の実行については自身で判断して行わないといけません。

そのため、運用の手間は最低限に抑えたい人、投資初心者や運用に自信のない人であれば投資一任型を選択するべきでしょう。

運用の手間を省くのは少しでよく、投資判断は自分で決定したい人は、ロボアドバイザーのアドバイス型が向いています。

 

税金の最適化サービスには対応不可

投信工房では、節税対策として投資一任型にはある「自動税金最適化(DeTAX)」機能は装備されていません。

DeTAXとは、投資家の税負担が一定額を超えそうになると、ポートフォリオ内の含み損のある商品を売却し、すぐ同じ商品を買い戻すことで運用による損失を相殺し、その年度の税負担を軽減してくれる機能です。

 

 

投信工房の評判とは?

投信工房を活用している人の意見は主に以下のようなものがあります。

  • 100円から気軽に積立投資ができる
  • 電話やチャットで相談できるなどサービス体制が充実している
  • 他ネット証券と比べると選べる銘柄はあまり多くない
  • アドバイス型で自動リバランス機能の提供はうれしい
  • 投資一任型と比べて手数料水準が安い

手数料の安さや初めて投資をする際には手頃な金額で始めることができるなどの好評価が目立ちます。

もし操作方法が分からなかったとしても、電話やチャットなどの相談も分かりやすいなどのサポート体制も好評価となっています。

他にもアドバイス型でありつつ、自動でリバランスできる機能も投資家にとっての評価が上がっている点になります。

 

 

投信工房の始め方とは?

松井証券では「基本口座」と「投資信託口座」を開く必要があり、どのように口座開設していくかは以下になります。

 

口座開設

基本になる個人口座を開設するには、Webと郵送での2つの方法があり、Webでの手続きについては以下のような流れになります。

  1. 口座開設情報の入力
  2. 確認書類のアップロード
  3. 開設通知とログイン情報の入手(書面・郵送)
  4. ログイン

Webでの手続きでは、本人確認書類・ご自身の顔写真の撮影・マイナンバー確認書類の電子アップロードとなり、すべてWeb上で完結します。

個人口座の開設と同時に投資信託講座も開設されるようになっています。

 

投資方針の診断

取引を始める前にロボアドバイザーによりリスク許容度の診断を受ける必要があり、

  • 年齢
  • 投資の目的
  • 年収
  • 投資経験
  • 投資知識
  • 投資方針など

このような質問に回答し、投資家のリスク許容度に応じた投資方針が提案されます。

リスク許容度は、

  1. 安定型
  2. やや安定型
  3. バランス型
  4. やや積極型
  5. 積極型

5段階となっており、解凍されたタイプについては、ポートフォリオの提案及び説明が表示されます。

 

投資信託の購入

購入方法は推奨されたポートフォリオのから、

  • 一括購入
  • 積立購入

2点から選択可能となっており、積立購入は100円からの購入で、毎日、毎週、毎月から自由に設定可能です。

 

他にもポートフォリオを最適化しながら積立可能な「リバランス型」も可能となります。

 

運用の開始

投信工房のロボアドバイザーから金融市場に経済情勢の変化によって生じることの見直し提案が適宜受けられるため、投資家はそのことにも続いて投資の判断をして行きます。

経済の状況などでは、積極的or保守的な運用にするか選択しないといけないときもあるので、ポートフォリオの内容も見直しが必要になってきます。

投信工房では見直しや提案をロボアドバイザーがしてくれるので、元のポートフォリオの資産比率に戻す「リバランス注文」機能もあります。

 

 

まとめ

投信工房では、各投資家の投資方針や資産状況の違いにも応じて最適なポートフォリオを提案してくれます。

また、それが意外に、リバランス機能なども充実しているのロボアドバイザーなので投資初心者だけではなく、経験者の手助けをしてくれます。

  • 少額で投資をしたい人
  • 積立投資をしたい人
  • コスト負担を抑えた運用をしたい人
  • アドバイスを受けながら投資経験を積みたい人

このような方々には向いているので、興味を持ったのであれば検討してください。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました